こんにちは。
Kotlinのデータ型、集合体、制御文、関数とみてきて、
今回は、クラスをみていきます👏
まずは、言葉の定義の確認です。
プログラムを処理の集まりとして記述するのが関数です。
プログラムをデータの集まりとして記述するのをオブジェクト
と呼びます。
関数もそのデータの集まりに含まれます。
オブジェクトも関数と同様に、異なる値を共通の引き数に渡して
同じ構造のデータとして記述します。
この記述した構造をクラスと呼びます。
個人的にピンと来ないので、実際に関数とクラスを
書いてみましょう。
まずは、関数を書いてみます。
二つの引き数を持つ、戻り値なしの関数です。
// 引き数を二つ持つ関数 fun getAnimal(animal:String,num:Int) { println(“XX動物園には、${animal}が${num}匹います。”) }
そして、この関数を呼ぶ場合は以下のように記述します😀
getAnimal(“キツネ”,3)
次に、クラスを書いてみましょう😀
上記の関数と同じように、引き数を二つ設定しています。
クラス名の前には「Class」と書きます。
関数の引き数と違うところは、引き数の変数にvalやvarなど
の定義が必要になります。
クラス内には、一つ関数を記述しています。
// 引き数を二つ持つクラス class Animal(val animal:String, val num:Int){ // 引き数なしの関数 fun getBirds(){ println(“XX動物園には、${animal}が${num}匹います。”) } }
このクラスを呼ぶ場合(クラスからオブジェクトを作る場合)
には、こう記述します。
Animal(“キジ”,4)
これは値になるので、変数にセットすることも可能です。
val bird = Animal(“キジ”,4)
クラスから作ったオブジェクトは、そのクラスに定義された
関数をオブジェクトの持つデータとして処理することができます。
以下のように書くことで、クラス「Animal」から作成した
オブジェクト「bird」の関数「getBirds」を実行することが
できます。
bird.getBirds()
では、main関数で、上記の関数とクラスを呼んでみましょう。
6行目で関数呼び出し、11行目でオブジェクトを出力、
13行目でオブジェクトの関数を呼び出しています。
fun main(args: Array) { println(“処理開始ーーーー”) // 関数を呼び出す。 getAnimal(“キツネ”,3) // クラスからオブジェクトを作る。 val bird = Animal(“キジ”,4) // オブジェクトを出力 println(“オブジェクト${bird}”) // オブジェクトの関数を呼び出す。 bird.getBirds() println(“ーーーー処理終了”) }
↓ 実行してみましょう。
関数とオブジェクトの関数は正常に出力されました。
オブジェクトの出力は、クラス名と数字の羅列で、
これだけでは意味をなしませんね。
クラスには、関数を複数設定することもできます。
クラスにいくつか変数や関数を持たせることで、処理の幅が
広がるし、より整理してコーディングを行うことができます。
今回は、ここまで🤚
では、また次回。
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