こんにちは。
前回は文字列型のStringを見てみたので、
今回はデータ型をみてみようと思います。
↓ 主なデータ型の一覧です。
データ型 | 説明 | データの大きさ |
Double | 小数点以下の桁数をFloatより長く表せる。(主に64bitで使用) | 64bit |
Float | グラフィック演算などデータをなるべく小さくまとめることができる。(主に32bitで使用) | 32bit |
Long | 整数の桁数をIntより長く表せる。 | 64bit |
Int | 32ビット時代以来の整数。今も主流で使用される。 | 32bit |
Short | 短整数型で、グラフィック演算などで使用。 | 16bit |
Byte | 符号のない8ビットの数値。 | 8bit |
普段javaを使っている中で、よく使うのは、
整数だとIntで、小数点だとDoubleですね。
それは、Kotlinも同様です。
↓ 実際に書いてみましょう。型を指定していません。
var outputMoji = 123 //デフォルトでInt
var outputShosu = 23.11 // デフォルトでDouble
var outputLong = 890L // 末尾にLを付けるとLong
var outputFlout = 567.89f //末尾にfかFを付けるとFloat
もちろん、型を指定して書くこともできます。
var outputMoji:Int = 123
var outputShosu:Double = 23.11
var outputLong:Long = 890
var outputFlout:Float = 567.89F //末尾にfかFを付けないとエラー
var outputShort:Short = 333
var outputByte:Byte = 111
これを、以下のコードで出力してみましょう😄
println(“Int:” + outputMoji)
println(“Double:” + outputShosu)
println(“Long:” + outputLong)
println(“Float:” + outputFlout)
println(“Short:” + outputShort)
println(“Byte:” + outputByte)
↓ 実行すると・・・。
想定通り、結果が出力されました。
今回、最後に割り算をしてみます。
データ型の指定をしない場合は、整数はIntで少数はDouble
として計算されます。
println(81/9) // 割り切れる
println(123/9) // 割り切れないけど、小数点が表示されない
println(123.0/33) // 割り切れず、小数点が表示される
println(45.6/2.1) // 割り切れず、小数点が表示される
割り切れないと推測される場合は、「.0」と付けて計算すると
小数点まで表示してくれるので便利です✌
今回はここまで🤚
では、また次回。