こんにちは。
今回からは、関数をみていきます。
関数とは、「与えられた文字や数値に対して、定められた処理を
行い、結果を返す機能のこと」です。
自分は、「関数」をよく「メソッド」と呼んでいて、
イコールかと思っていましたが、違うようですね。
「関数」はまさに上の意味を持ち、「メソッド」はオブジェクト
指向における操作を定義したものになります。
オブジェクト指向で「関数」の処理を扱う場合は「メソッド」
と呼ぶーそのような理解です😄
まず、Kotlinを単体で動かす場合、最初に呼ばれる関数は、
main関数です。
今回は、そのmain関数から呼ばれる外側の関数を作成していきます。
以下は、割り算を使用した関数を例に書きました。
まず、関数には、関数名の前に「fun」を指定します。
関数名の後ろの()が空白なのは、引き数がないことを示します。
関数の中のロジックは、for文で2〜5の変数で20が割り切れるかを
判定しています。
for文が終了したあと、22行目で「return」で戻る処理を
しています。この戻る処理「return」の後ろに何もないので
戻り値はなしになります。
fun getDivision() {
// 変数x
val x = 20
println(“${x}を割ります。”)
// 2〜5を一つずつ変数yにセット。
for (y in 2..5) {
// 変数xを変数yで割り、割り切れる場合true
if ((x % y) == 0) {
println(“${y}で割り切れる。”)
} else {
// 割り切れない場合、変数yを出力
println(“${y}で割り切れません”)
}
}
return
}
そして、この関数を呼ぶために、main関数に処理を書きます。
6行目で、上の関数を呼んでいます😁
引き数はなし、戻り値もなしのため、
関数名と空白の()があるだけです。
fun main(args: Array<String>) {
println(“処理開始ーーーー”)
// 関数を呼び出す。
getDivision()
println(“ーーーー処理終了”)
}
では、実行してみましょう。
想定通り、
main関数→getDivision呼び出し→getDivision処理→
getDivision戻り→main関数
の流れで処理されています✌
関数が出てくるとコーディングらしくなってきますね👌
今回はここまで🤚
では、また次回。