こんにちは😃
今回は、文字列のキャラクタと複数行の文字データをみてみます。
まずは、キャラクタから。
キャラクタは、記号としての文字のことです。
キャラクタが複数集まると文字列になります。
逆に言えば、文字列は1つ1つのキャラクタから成り立っています。
以下の処理は、引き数の文字列のキャラクタが「a」か「b」か「c」
であれば、大文字にしてセットしています。
大文字にするには、toUpperCase関数を使います。
fun toUpper(str:String):String {
var str2 = “”
for (c in str) {
if(c in listOf(‘a’,’b’,’c’)) {
// tureであれば大文字にしてセットする。
str2 += c.toUpperCase().toString()
} else {
// falseであればそのままセットする。
str2 += c.toString()
}
}
return str2
}
main関数は以下のようにします。
引き数をセットして、toUpper関数を呼んでいます。
fun main(args: Array<String>) {
println(“処理開始ーーーー”)
// toUpper関数を呼び出す。
println(toUpper(“aabbcce”))
println(“ーーーー処理終了”)
}
実行すると、abcのキャラクタだけ大文字になっています。
次は、複数行の文字データの書き方を試してみます。
どんなものかと言うと二重引用符「”」を3つ使うと複数行の
文字データを表すことができます。
以下の処理は、「”””」の中に2行に分けて文字列を書いています。
fun main(args: Array<String>) {
println(“処理開始ーーーー”)
val mySchedule = “””明日はテスト,数学,国語,家庭科
,明後日もテスト,英語,社会,数学
“””
println(mySchedule)
println(“ーーーー処理終了”)
}
実行してみます。
2行になっていますが、タブも表示されています。
終わりの「”””」が3行目にあるので、3行目は空白になっています。
さらに、タブを消してみましょう。
タブを消すには、パイプ「|」とtrimMargin関数を使用します。
書き方は以下のようになります。
val mySchedule = “””明日はテスト,数学,国語,家庭科
|,明後日もテスト,英語,社会,数学
“””.trimMargin()
実行すると、タブと無駄な改行も消えていますね。
今回の処理は、小ワザのような感じですが、
知っておくと便利ですね。
今回は、ここまで🤚
では、また次回。