こんにちは😀
2018年10月3日から3日間、オランダのアムステルダムにて「KotlinConf 2018」というKotlinのイベントが行われたようです。
そこで、近々リリース予定のKotlinのバージョン1.3の発表があったようで、今回はそのKotlin 1.3とKtor 1.0の新機能をまとめてみました。
Coroutinesが正式版になる
Kotlin 1.3の最大の特徴は、スケーラビリティになります。
スケーラビリティとは、拡張性のことでシステム規模を状況に応じて柔軟に対応できる適応力のことです。
そのスケーラビリティを実現できるのがノンブロッキングでコードを容易に記述できるCoroutines(コルーチンと呼ぶようです)になります。
ノンブロッキングとは、ブロッキングとは異なり、並行して別の処理を行うことをいいます。
ノンブロッキングはその実装の困難さがデメリットとされていましたが、Kotlin 1.3はそれが容易になるようです。
現在は、Kotlinのバージョン1.2でコードを書いていますが、このバージョンでもCoroutinesが試験的に実装されています。
それが1.3では、正式版として実装されます。
Ktor1.0のベータ版が登場
Ktorは始めて聞いたのですが、Kotlin製のフレームワークのことだそうです。
Webアプリケーション、HTTPサービス、モバイルアプリケーション、ブラウザアプリケーションなどの接続されたアプリケーションを簡単に構築できるフレームワークになります。
まだバージョンの1.0でないので正式版ではないのかもしれませんが、Ktorのサイトもあります。
サイトの内容を見る限りでは、サーバの構築やjavaScriptの使用など開発の様々な用途をこのフレームワーク一つで実現できるようです。
自分は、Kotlinの開発はAndroid Studioを使用して行なっているので、このKtorは使用する予定は今のところありませんが、面白そうなら積極的に使ってみようと思います。
このKtorのバージョン1.0のベータ版も近々リリース予定です。
今回の一言・・・
今回はこちらのサイトの記事を元にまとめました。
Kotlinの開発者も2018年には150万人になると予想され、ますますKotlin開発も盛んになってくるでしょう。
自分もKotlinの新情報にはアンテナを張っていきます。
ここまで読んでくれてありがとう。
では、また次回。
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