こんにちは😀
先日「COBOL」に関してのネットニュースを読みました。
プログラミング言語である「COBOL」がTwitterトレンド入りしたとのことです。
そのきっかけが、COBOLがAWS Lambdaのサポート言語に追加されたことにあるとのことです。
COBOLの思い出
COBOLとは、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語とのことです。
言語としては、古い部類になります。
もうシステム開発で使われる機会も少なく、技術者も定年を迎え減ってきていると聞いています。
そのCOBOLが今回、AWSというAmazonのWebサービスのプログラムサポートに追加されたということで驚かれています。
自分は直接COBOLの開発に関わったことはありませんが、その名前はちょいちょい聞いてきました。
金融系の開発を行ってきた期間が長いので、多くの金融のシステムに使われていたCOBOLの名前は耳にしていました。
ただ、自分はJavaの開発者であるので、COBOLで作成されているシステムの追加システムをJavaで作成してきました。
そのため、COBOLそのものに手を加えたりコードを読んだことはありません。
COBOLで作られたシステムを、仕様はそのままでJavaに置き換える開発も関わったことはあります。
しかし、それを行うのは工数や労力を考えると結構大変です。
そのため、金融系のいくつかのシステムはまだCOBOLで動いていると思われます。
COBOLが再び注目を浴びて
金融系で働いていた頃は、もう徐々に消えていく言語と聞いていたCOBOLですが、なかなか一度作成したシステムを再構築するのは難しいのだと思います。
まだ世界のシステムをみてもコードが残っているCOBOLの今後のニーズを考えた上でAmazonも無視できない言語としてサポート対象にしたと思われます。
Javaもいずれ何らかの言語に取って代われると思っていましたが、Javaも世の多くのシステムで使われている以上、簡単には消すことのできない言語かと思い直し少し安心しました。
今回の一言・・・
PythonやKotlinなど新しく便利なプログラム言語が注目を浴びる一方で、古くからある言語も無視できない状況になっています。
技術者としては仕事のタネが切れない点で安心ではありますが、プログラム言語が増える一方で、その保守を誰がし続けるのかも考えていく必要があると感じました。
ここまで読んでくれてありがとう。
では、また次回。
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