こんにちは😀
今回は、DBMSやデータベースに関してまとめてみます。
DBMS(DataBase Management System)は、データベース管理システムのことで、データベースの定義や操作や制御などの機能をもつミドルウェアのことです。
データベースは、アプリケーションのデータを保存・蓄積するための1つの手段になります。
データベースには、いくつか種類があります。
関係型
データ表で管理します。現在の主流の型になります。
階層型
データを階層で管理します。
ネットワーク型
データを網状に管理します。
関係データベースとは
関係データベースは表の形でデータを管理するデータベースになります。
データベースには、データ1件が1つの行として記録される形で、追加も削除も基本的には行単位で行われます。
この行が複数集まることで、表の形が出来上がります。
用語をまとめると以下のようになります。
表(テーブル):複数のデータを収容する場所です。
行(レコード):1件分のデータを表します。
列(フィールド):データを構成する各項目を表します。
データの内容により複数の表を関係付けして扱うことができるので、「関係」データベースと呼ばれます。
また、リレーションデータベースとも呼ばれます。
関係演算とは
表の中から特定の行や列を取り出したり、表と表をくっつけて新しい表を作り出したりする演算のことを、関係演算と言います。
以下にいくつか挙げます。
選択
選択は、行を取り出す演算になります。
この演算を使用すると、表の中から特定の条件に合致する行だけを取り出すことができます。
射影
列を取り出す演算になります。
この演算を使うと、表の中から特定の条件に合致する列だけを取り出すことができます。
結合
表と表をくっつける演算になります。
表の中にある共通の列を介して2つの表をつなぎ合わせます。
関係演算を用いると、溜め込んだデータを使って様々な表を作ることができます。
このような仮想的に作る一時的な表のことをビュー表と言います。
データベースの設計とは
データベースは以下の手順で設計を行います。
①概念設計
現実の世界からデータ構造を抽出してモデル化することを概念設計と言います。
業務分析を行なって、現状をそのままモデル化します。
②論理設計
データベースで表現する形にモデル化することを論理設計と言います。
データをどのように管理するかをモデル化します。
③物理設計
ハードウェアなど物理的な構造をモデル化することを物理設計と言います。
ハードウェアを含むデータベースの実装方法をモデル化します。
今回の一言・・・
今回は、データベースの基本をみてみました。
仕事上でも、関係型のデータベースをずっと使用しているので馴染みがあります。
ここまで読んでくれてありがとう。
では、また次回。
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