こんにちは、K.Kです😀
今回は、耳にすることが多くなった「量子コンピュータ」について簡単にまとめました。
最近だと、IBMが商用向けに量子コンピュータ統合システム「IBM Q System One」を発表したことがありました。
ただ「量子コンピュータ」自体の定義はまだ曖昧なところがあるようです。
これからの技術として現在わかっているところを書いていきます。
量子コンピュータとは
現在一般的に使われているコンピュータは、ノイマンが開発した電子コンピュータです。
「0」と「1」のどちらかの値をとるビットによって情報を表現します。
それに対して、量子特有の現象を演算に応用したものを一般的に量子コンピュータと呼んでいます。ただその決まった定義はまだありません。
量子の状態は確定していません。常にゆらいでいる状態です。
その「重ね合わせ」の状態で表現された情報の最小単位を1量子ビット(1Qbit)と呼びます。
重ね合わせとは、「0」と「1」だけでなく「0と1を任意に組み合わせた状態を同時にとる」ことができるという意味です。
量子コンピュータでは、今のところ量子ゲート方式と量子イジング方式の2つがあります。
量子ゲート方式
量子ゲート方式は、論理ゲート方式と基本原理は同じです。
ただその論理ゲートに量子用のアルゴリズムを使う必要があります。
またコピーできないという課題があるようです。
量子イジング方式
量子イジング方式では、組み合わせ爆発を最小化することができるという特長を持ちます。
イジング模型と呼ばれるモデルを量子によって再現します。
表現可能な「組み合わせ最適化問題」を解決できるモデルです。
あらゆるモデルの可能性を「1」と「0」の重ね合わせ状態で表現できます。
量子コンピュータで何ができるようになるか
従来の電子コンピュータよりも量子コンピュータは複雑な計算にも対処できるほど処理能力が高いと言われています。
そのため、情報分野での強固な暗号化、物流分野での配送ルートの最適化、薬品分野のモデリングによる新薬の開発支援など多岐に渡ります。
何にせよ量子コンピュータの発展により、生活の暮らしや安心・便利に貢献するものと思われます。
今回の一言・・・
ちょっと理解やイメージが難しいですね、量子コンピュータ・・・。
今回調べてみても「0」と「1」以外の表現が可能というレベルの理解です。
今回は主にこちら(ITSTAFFINGとFUJITSU JOURNAL)を参考とさせていただきました。
ここまで読んでくれてありがとう。
では、また次回。
↓量子コンピュータを使ってみました。
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